37歳で音楽業界から航空業界に転職したトニー

 2013年6月25日にANAはアジアの格安航空会社「エアアジア」と共同出資し、設立した航空会社「エアアジア・ジャパン」の合弁事業を解消することで合意したと発表しました。エアアジア・ジャパンはANAホールディングスが51%を出資し、エアアジア側が49%出資していました。事業運営は格安航空事業のノウハウを持っているエアアジアが行い、2013年8月から就航を始め現在8路線が運航していました。

 

 合弁解消した理由はズバリ利用客の低迷で、エアアジア・ジャパンの利用率は採算ラインとされる70%を下回る53%台と赤字が続いていました。ANAはエアアジア・ジャパンとは別に格安航空会社「ピーチ・アビエーション」がありますが、こちらは利用率が平均で84%と好調です。赤字の理由としてエアアジア・ジャパンがメインの空港として、成田空港を選んだことも指摘されています。成田空港は騒音問題のため夜11時以降は原則として飛行機の離着陸ができないからです。

 

 エアアジアがこれまで利益を出してきたのは24時間稼動している国際空港で1に何便も運航していたからで、成田空港を選んだことで夜11時までに成田空港に戻れず、翌朝の初便を欠航させるなど運航ダイヤが乱れが出るなどして利用客が離れていきました。さらにエアアジアだけでなく他の格安航空会社も経費を削減するために、ネット上で航空券の予約や販売を行っています。しかし日本では旅行代理店を通じて航空券の予約や販売を行っているところが多く、最後まで両社の考えかたの溝は埋まりませんでした。

 

 マレーシアの格安航空会社「エアアジア」は現在社長のトニー・フェルナンデスが2001年12月2日に、破綻寸前だったマレーシア政府系の航空会社をわずか1リンギット(約30円)で買い取ったのが始まりです。トニー・フェルナンデスが37歳の時で、その後彼はタイやシンガポールなどアジアで路線を次々と拡大していきました。37歳で転職する方にとっても、トニー・フェルナンデスの存在は大きなものでしょう。失敗を恐れず、既得権と戦い続ける姿は爽やかな印象さえ受けます。

 


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